週3回のオンライン英会話だけで英語が身につくか、というと、正直そうではなかった。
レッスンは25分で終わる。1週間のうちレッスンをやっている時間は合計75分。残りの約99時間は英語に触れていない状態だ。
英語を「習慣」にするには、レッスン以外の時間に何かがないと難しい。でも「毎日英語の勉強をさせよう」という方向には行きたくなかった。娘が嫌がるし、パパも管理が面倒だ。
結果として、「5分以内でできて、義務感がない」ことだけを選んで続けた。
- 夕食中に「英語で言うと何?」ゲームをした
レッスンのあった日の夕食中、パパが食卓のものを指差して「これ英語で何て言う?」と聞く、というゲームを始めた。
最初は娘が答えて、パパが「ほんとに?」と驚く役。パパは本当に英語が得意じゃないので、半分くらいは本当に「そうなんだ」と思って聞いていた。
「Water!」「Rice!」から始まって、「箸(chopsticks)」「味噌汁(miso soup)」まで来た頃には、娘が自分から「これ英語で何って言うか知ってる?」と聞いてくるようになった。
ルールはなし。答えられなくても責めない。パパも間違えていい。「じゃあ明日先生に聞いてみて」で終わっても問題なし。
週に2〜3回、自然に発生するようになったので「ゲーム」として続いている。
【💭 心の声】
「英語の時間を別で作るより、すでにある時間(夕食)に混ぜる方が、親もしんどくない。」
- 英語の曲を週1回だけ選ばせた
Spotifyで「Kids English Songs」を検索すると、子ども向けの英語の歌がたくさん出てくる。
最初、パパが「英語の歌聞いてみる?」と提案したら微妙な顔をされた。「英語の勉強」だと思われたんだと思う。
やり方を変えて、「今週娘が選んでいい1曲」にした。洋楽でも童謡でもアニメの英語版でもいい。娘が選んだ曲を、週のどこかで流す。
最初に選んだのは「Frozen(アナ雪)」の英語版だった。元々日本語版を知っているので、歌詞の意味がわかりやすかった。
毎日流さなくていい。週1回曲を選ぶだけで、その曲が1週間のどこかで流れる状態になった。強制じゃないので、娘が「これがいい」と言う日もあれば気づいたら忘れている日もある。それでいいと思っている。
【🗣 ママ】
「アナ雪の英語版、あの子トイレの中でも歌ってるよ。教えた?」
- レッスン後に「今日の先生の名前」だけ聞いた
これが一番地味で、一番続いた習慣だ。
レッスン直後、パパが「今日の先生の名前、何だった?」と聞く。娘が名前を言う。それだけ。
「今日何を学んだ?」「英語でどう言えた?」は聞かない。先生の名前だけ聞く。
なぜかというと、名前を覚えることでその先生への関心が生まれるからだ。「Maria先生だった」「また同じ先生だった」「今日は知らない先生だった」——先生の話が出ると、レッスンの話が少しついてくる。
「今日うまくいかなかったな」という日でも、先生の名前は答えられる。だから聞きやすいし、娘も答えやすい。
レッスンが終わった後に娘に話しかける入口として、「先生の名前」は一番ハードルが低かった。
「日課」にしなくていい
3つ書いたが、毎日全部やっているわけではない。
夕食中のゲームは気が向いたときだけ。英語の曲は週1回選ぶだけ。先生の名前を聞くのはレッスンのある日だけだ。
「英語の習慣をつくろう」と気合いを入れると続かない。気づいたらやっている、という状態が一番長く続く。
娘が独り言で英語を使い始めたのも、「英語を勉強させた」結果じゃなくて、日常の中に英語があった結果だとパパは思っている。
→ 続けた後に娘に起きた変化はこちら。 NativeCampキッズの効果は?続けた後に娘に起きた変化を正直に書く
→ 英会話が続かなくなったときの対処法はこちら。 子どものオンライン英会話が続かない時にパパがやった5つのこと
【💭 心の声】
「英語を「させる」より、英語が「ある」状態にする。それだけで、続けた後の娘はずいぶん変わった。」
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